在宅訪問管理栄養士の活動紹介
栄養ケアステーションを拠点に月50件超の訪問栄養指導を行い、宮崎県初の認定拠点を立ち上げました。
九州・沖縄ブロック長友 孝平NAGATOMO Kouhei
マナビヤ在宅クリニック「un」
認定在宅訪問管理栄養士を目指したのは、どのようなきっかけからですか?
認定在宅訪問管理栄養士の認定取得を目指した一番のきっかけは、「在宅における管理栄養士の可能性をもっと知りたい」と思ったことです。
これまで給食委託会社、病院、医療ICTサポート、営業職など、さまざまな仕事を経験してきました。
その中で、常に管理栄養士として何ができるのかを考え続け、どの仕事においても在宅での管理栄養士の必要性を感じる場面が多くありました。
認定取得を通して知識や経験を深めるだけでなく、全国で活躍されている認定在宅訪問栄養士の方々とつながり、それぞれの活動を知りながら、自分自身の可能性も広げていきたいと思ったことが、認定取得の大きなきっかけです。
現在は、どのような活動をされていますか?
現在は、栄養ケアステーションを介して在宅訪問栄養食事指導を中心とした活動を行っています。
10の医療機関と業務委託契約を結び、月50~55件程度の訪問を通して、ご利用者一人ひとりの思いや生活に寄り添った食・栄養支援を心がけています。
また、宮崎県で初となる認定栄養ケアステーションを立ち上げることができました。
地域における管理栄養士の相談・支援の拠点として、宮崎市のC型サービス(訪問型短期集中サービス)への参画や、県・市からの講演依頼など、地域の栄養課題に関わる機会も少しずつ広がっています。
さらに、所属する訪問看護ステーションでは、必要に応じて利用者の栄養アセスメントを行い、多職種と連携しながら在宅療養を支える体制づくりにも取り組んでいます。
今後も地域に根差した活動を大切にしながら、在宅訪問管理栄養士だからこそできる食・栄養支援を一つひとつ積み重ね、在宅栄養の可能性を広げるとともに、地域へのさらなる貢献に努めていきたいと考えています。
認定資格は、現在の活動にどのように活かされていますか?
認定在宅訪問管理栄養士の資格を取得したことで、専門職としての自信につながり、日々の活動においても一つの支えとなっています。
また、多職種と連携する場面では、認定資格が専門性を示す一つの指標となり、信頼関係を築くきっかけにもなっていると感じています。
さらに、資格取得を通して、全国で活躍する在宅訪問管理栄養士とのつながりができたことは、大きな財産です。
在宅で活動する管理栄養士はまだ多いとは言えず、悩みや課題を一人で抱え込みやすい環境にあります。
しかし、同じ志を持つ仲間と情報交換や相談ができることで、新たな気づきや学びを得られるだけでなく、「一人ではない」という心強さにもつながっています。
これまでの活動は決して一人で成し遂げられたものではなく、多くの方々に支えられ、助けていただいたからこそ続けてくることができました。
そのようなご縁や支えの中で活動を積み重ねるうちに、気づけば認定在宅訪問管理栄養士の資格を自然な形で活かすことができているように感じています。

これから認定取得にチャレンジする方へ、一言お願いします。
認定取得はゴールではなく、新たな学びや出会いのスタートです。
いま、在宅で活躍できる管理栄養士は求められていますよ。
ぜひ一歩踏み出してみてください。
その経験が、ご自身の可能性を広げ、地域における管理栄養士の新たな役割を切り拓く力にもつながると思います。