本会は、公益社団法人日本栄養士会・日本在宅栄養管理学会の共同認定制度としての「在宅訪問管理栄養士」育成を2011年度から実施してきました。在宅医療と係わる多職種と連携が取れ、かつ在宅療養者の疾患・病状・栄養状態に適した栄養食事指導(支援)ができる管理栄養士を育成し、全国どこでも管理栄養士による訪問栄養食事指導を受けられる体制作りを目標に活動しています。
「在宅訪問管理栄養士」は、「療養者の在宅での生活が安全かつ快適に継続でき、さらにQOLを向上させることができる栄養食事指導(支援)技術を備えた管理栄養士」です。これまでに約2550名がインターネットカレッジを受講し、約1750名がセカンドステップ研修会に参加しました。2019年度までの認定者数は約1090名、現時点(令和2年12月)で全国にて活躍している有資格者は798名です。インターネットカレッジを含めた認定制度を運営し、在宅栄養管理学会の人材育成を担っています。